「即戦力」という言葉は意識しない方がいいと思う

 

今回の内容

 
 
 
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1:はじめに

 「即戦力」。
 
良い響きだ。
 
すぐ戦力になるひとのことを、日本では「即戦力」と呼ぶ。
 
「即戦力」な人材と言うのは、職種によって度合いが異なる。
 
そのひとのスキルが即、戦力になる、例えば医者や看護士、薬剤師などは、働く場所のしきたりと「仕事の質」に相関が低い。
 
職種や転職の仕方によっては、人間関係や業務知識がある程度そろわないと、仕事のパフォーマンスを上げることが難しい場合もある。
 
転職市場が活況など近年、転職を考えるひとは、自身の仕事の「即戦力度」を把握しているだろうか。
 
 

2:「即戦力」度合い

ひとつの会社で長く働いていると、自身の仕事のパフォーマンスの高さは自分だけの力だと錯覚する場合がある。
 
それは他の組織に移っても「現在と同等のパフォーマンスを発揮できるという錯覚」。
 
ほとんどの職種で、組織を移動した直後から高いパフォーマンスを発揮するのは難しい。一緒に仕事をするひとから信用と信頼を得るための期間が必要だから。
 
信用と信頼を得るに、どれくらいの期間が必要だろうか。
 
それは本人と周りのひとたちとの関係性の問題だから個人差はあるものの、2~3年を見ていても間違いはない。
 
小さい組織で、仕事上関わるひとが少なければ、相性が良ければ数か月で、自身の経験とスキルを活かしたパフォーマンスを出すことが可能だろう。
一方、関わるひとが他部署にまたがり、関係者が多い場合は、それだけ時間がかかる。
 
このことから、半年程度で高いパフォーマンスを出すことができるならば、 そのひとは「即戦力」だったと言えるかもしれない。
 
 

3:評価は他人がする

「即戦力」だったか否か、その評価は他人がする。例えば、あなたの上司や同僚たちだ。
その評価基準は評価者によってまちまちだ。評価者はあなたのことが好きだったり嫌いだったりするため、その主観が評価を左右する。
※嫌いなひとを高く評価するひとは稀にいるかもしれないが・・・
 
つまり評価基準は公平ではなく、ひとによって評価するポイントや評点のつけ方が異なるということだ。 
 
 

4:プロフェッショナル人材は評価されるか?

この手の情報は多いので一例だけど、「プロフェッショナル人材」という言葉を聞いたことがあると思う。
それは何かと問われると、例えば以下の記事にチェック項目が載っている。
 

 

上記は必要に応じてに参考にしたらいいと思うのだけど、18項目中、11-13、17、18の5つ以外は、なにがしか自分以外のひとのお世話になる。

 

自己評価はどうだろう?自分はプロフェッショナル人材だろうか。

このような記事は定期的に目にすると思うが、結局「自己評価」であることに変わりがないため、どれだけ自身で「わたしはプロフェッショナル人材だ」と主張しても、周りのひとたちが、「あいつは使えない」と思っていたら(そのように評価されているということ)、そのひとは「即戦力」ではない。

 
 

5:過去の自分と比較し、将来の自分を目標にする

ではどう考えるのが良いのだろう。
提案としては、良くわからない他人の評価を基準にしないことだ。
 
何をやるにしても、やったことを評価したい場合、基準が必要になる。簡単なのは「評価」を得ることだ。
 
例えばブログを続けることについて、他人の「いいね」や閲覧数を評価基準にしていると、凹むことも想定できる。
 
しかしブログを始めたばかりの時の自分と比較し、過去の自分よりも良くなるように、目標を設定してPDCAを回していくならば、移ろいやすい評価に一喜一憂することはなくなる。
 
つまり、コントロールできない他人の評価はほっておいて、コントロールしやすいもので自分で自分の評価をする。そして将来の自分の姿を自身で描き、そこを目標にして動く。
 
仕事でも同じことで、自分で目指したいビジネスパーソンを追いかけ、他人の評価は気にしない。
自分で目指したいビジネスパーソン像が、所属する組織の方針と合致していれば、評価は後からついてくる可能性が高い。
仮に所属する組織が成長したあなたを評価しなかった場合は、その実績を使って、自身が目指す方向性と合致しそうな別の組織を探せばいい。
 
 「即戦力」という聞こえのよい言葉(とわたしは思う)は意識しなくていい。
 
 
ちなみに、余談だけど、転職の際、「嫁ブロック」というのがあるらしい。
「嫁ブロック」という言葉は初めて聞いたが、転職しようと考えている先の会社を配偶者がこのまず、強く反対することで、転職がおじゃんになることだそうだ。
 案外、一番高い壁は、人生をともに歩んでいる配偶者かもしれない。
 
 
ほなまた!

 

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