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相続放棄をする場合

今回の内容
 
 
 
 ***
 


注目!

内容を読むための前提条件です。
 
以下の言葉の意味を知っているひとが対象。
 
  • 被相続人と相続人の違い
  • 保険料と保険金の違い
  • (相続放棄における)処分行為と管理行為の違い
  • 被保険者の意味
 


1: はじめに

戸籍上、親が記載されているひとは、親の他界によってほぼ、相続の問題に直面する。
 
「相続なんてまだ先さ」
 
と思う気持ちはよくわかる。
 
しかし、法律が絡んでくる問題は、後で不幸になる場合があるので、上記の前提条件を調べた上で、さらっとでも目を通してほしい。
 


2: 親が亡くなった!

「親が亡くなった!」
 
そうなる前に、以下のことを両親に確認しておこう。
 
親は借金を隠し持ってないか?
 
また、借金をしたら必ず、その事実を伝えてもらえるよう、関係を築いておこう。
 
 
身内の他界直後は、葬儀の手配や親戚への連絡など、やらなければならないことがたくさんある。
 
もし、あなたが喪主ならば、責任やプレッシャーもかかってくる。
 
そんな中で、故人の負債を把握できている状態は心強い。
 
もし負債状況を確認できずに身内が他界した場合でも、
 
「故人に借金がないか?」
 
ということは念頭に行動すること。
 
 

3: 「相続する」とは負債も引き受けること

身内が亡くなると「相続」の問題が出てくる。相続とは、故人のもちものを引き受けるということだが、相続するのは遺産だけではない。
 
故人の負債も相続対象になる。
 
仮に、故人の遺産が1,000万円あっても、故人が銀行やサラ金からお金を借りて、その負債の総額が1億円あると、その負債も相続対象になる
 
つまり、遺産の1,000万円を使っても、負債を完済するのに9,000万円も自分の財布から支払わなければならなくなる。
 
そんな場合はどうしたらよいのか。
 
この場合は、「相続を放棄する」手続きをすればいい。
遺産の1,000万円はもらえないが、代わりに負債の1億円も背負う必要がなくなる。
 
 
では、何故早い段階で負債を認識する必要があるのか。
 
それは、故人の資産を使ってしまうと、相続放棄ができなくなる場合があるからだ。
だから、故人の負債を把握するのはとても、とても重要な意味を持つ。
 
 

4: 相続を放棄をする場合やってはいけないことがある!

相続放棄をする可能性がある場合は、例えば、以下のようなことを勝手にやると、相続放棄ができなくなる場合がある。
 
  • 故人の銀行口座の解約
  • 故人の不動産の売却
  • 故人の借金の債権者に、故人の負債を弁済する意志を表明する
 
上記以外にもいろいろあるのだけど、これらの行為は、
 
「相続を放棄すると言っておきながら、故人の遺産を受け継ぐ行為をしている」
 
という処分行為とみなされて、裁判所が相続放棄を認めない場合が出てくる。
 
本屋に行くと「身内が亡くなったら」のハウツー本がいくつか出版されているて、それらには様々な「届出」について記載がある。
中には、「なるべくはやく届け出ること」という記載があるものも。
 
しかしここまで読んでくれた皆さんは、まずは
 
何もしない
 
を徹底すること。
 
 

5: 故人の持ち物についてどのように対応するか

以下のステップを確認することをお勧めする。
 
  1. 故人に負債がないか確認する
  2. わからなければ、何もせずに、弁護士を探して相談する
  3. 故人に負債があり、相続を放棄することを決めた場合は、次に弁護士に相談する
 
そう、まずは法律の専門家に相談すること。
相続放棄」「弁護士」などのキーワードでネット検索するといくつかのサイトが出てくる。
気に入った弁護士に相談したらいい。
 
ただし、Yahoo!知恵袋などQ&Aサイトに記載されている内容は、最初は見ないこと。
エラそうに経験談で回答しているひとがたくさんいるが、
 
「・・・と思う。」
 
と不適切な回答が散見される。
法律家でないひとの発言を信じて行動し、後でその内容が間違っていたとわかっても、それは後の祭りになる。
気を付けてね。
 
 

6:  死亡保険金の受取について

死亡保険金は、相続放棄をしても受け取ることができる。※2016/4/28現在の情報 
死亡保険金は、確かに故人が保険料を支払っていた保険であるが、死亡保険金自体は故人の財産ではなく、受取人の持ち物という扱いになる。
 
では、故人が入院先の病院で亡くなった場合で、故人がかけていた入院保険金はどうだろうか。
入院保険金は故人自身が受取人になっている場合が多いと思うが、その場合は故人の財産になるため、保険金請求前に、弁護士に相談することをお勧めする。
 
 

7: 弁護士に相談するに際して

弁護士に相談する場合は知りたい内容を相談前にまとめておくことをお勧めする。
弁護士によっては、相談だけで1万円/h など費用が発生する場合がある。※相談が有料の弁護士は多い
効率よく質問しないとお金の無駄になりかねない。
 
 

8: 弁護士と司法書士

相続放棄の手続きを行う場合、弁護士の他に司法書士も手続きのサポートを仕事として受けてくれる。
では弁護士と司法書士の違いは何か?
 
ネットで調べた感じでは以下の違いがあるようだ。
 
  • 弁護士=依頼人の代理として相続放棄の手続きを行うことができる
  • 司法書士=依頼人が相続放棄の手続きを行う際のサポートを行うことができる
 
弁護士は、問題が起きたときに裁判で争うことができるが、司法書士は裁判は扱わないことが多いみたい。
ただ、司法書士は我々自身が裁判所に提出する書類を作成する場合に、写すだけでいいように、内容を作成してくれる。
そして、司法書士の方が料金が安く設定されていることが多いと思う。
 
トータルで考えてどちらに相談するか、判断したらいいと思う。
 
今回のブログの内容が、読んでくれた方の参考になれば幸いです。
 
 
ほなまた!
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