歓送迎会での突然のフリ(指名)への対処方法

今回の内容

 
 
 
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1:はじめに

集団に属していると歓送迎会などで、某か要求されることがあるかもしれない。
 
例えば、一発芸やスピーチだ。
 
そんな時、「ごめんなさい」で終わりにしたり、「あー、うー・・・」とおどおどした対応ではなく、スマートに時間を使いたいものだ。
その対処方法の参考になればと考えたエントリー。
 
 

2: 断る場合でも耳目を集めているわけで・・・

もっとも大切な能力は、「察知する力と心構え」だ。
 
自分はそのような場面で、スピーチなりをフラれる可能性があることを敏感に察知し、その場を想定しておくこと。指名されたら、軽く断った後に「それでは急なご指名ですがせっかくなので、」と用意したネタを披露できたらダンディーかもしれない。
 
なに、わけはない。
 
指名はないかも知れない。でもネタの仕込みがあれば、急な指名にも対応ができる。
急な指名への対応は以下の価値がでる。
 
  1. (ひょっとしたら困っていたかもしれない)指名したひと(自分に余興を振ったひと)を助けることができる
  2. 場を盛り上げることができる(場を盛り下げなくて済む)
  3. 「あいつは即興でも何とかするヤツだ」という印象を与えることができる
 
考えてほしい。指名を断る場合でも、少なからず参加者の耳目を集めた状態になっているということを。
指名された以上、「何かを話さなければいけない」状況に陥ることは変わりない。ならばネタを披露するのも一興ではないだろうか。
 
 

3: ならばネタはどうする?準備の心得

ならばその「ネタ」はどのように作るか。ネタ作りの心構えをまとめよう。それは以下だ。
 
  1. ケナす場合は自分をケナす
  2. 自分以外の悪者を作らない
  3. 主賓を少しイジり、その後持ち上げる
 
ネタを作る場合、決して他人を笑いものにしない。誰かが後味の悪い気分になるということは、その時点であなたのアクションは失敗だ。上記の1と2は心がけ次第で何とかなる。
だが、3は高度なテクニックになるかもしれない。だから事前の準備が必要になる。
 
事前準備では、(仕事で聞くことがあるかもしれないが)5W1Hでコンセプトを固め、やることを絞り込むといい。
ちなみに5W1Hとは以下だ。
 
  • When:いつ行わる会か?
  • Where:どこで行われる会か?
  • Who:誰が参加するか?
  • What:何の会か?
  • Why:会の目的は何か?
  • How:指名された場合、自身はどのような解決策を持つか?
 
5Wでその集まりについて整理し、その後、どのようなことが要求されそうかを想像する。
例えば新部長の歓迎会をケースとして考えてみる。
 
  • When:仕事終わりの金曜日の夜だ。部長着任後2週間というタイミング。部長はまだメンバーを良く知らない。指名されるかわからない状況で、ネタを披露するための準備が大掛かりだと、ちょっと変なヤツだ。ライトなネタがいい。
  • Where:場所は洋風レストランと決まった。どうやら椅子席だ。10名が横長のテーブルでお見合い形式の座り方をする形式のようだ。自分が座る場所によっては、例えば顔芸などは見えない人が出てくるかもしれない。席は真ん中付近がベターだ。
  • Who:10名は部員だ。しかし新部長はメンバーを良く知らないから、メンバーネタは部長だけ笑うことができない。これは避けた方がいい。
  • What:メインは新部長だ。歓迎会なのだから。新部長が楽しんでくれるのが一番いい。未来に対しての希望がある内容だとなおよしかもしれない。
  • Why:この会の目的は親睦だ。だから和むネタか、メンバーをより知ってもらえる内容だといい。
  • How:私は一発芸を持っているか?中途半端な顔芸、腹話術か。まったく笑えない。ならば芸がない場合はスピーチで勝負か。
 
多くのひとは芸を持っていないという前提で、次にスピーチについて書こう。
 
 

4: 話すネタの考え方

話すネタは以下のステップで考えることをお勧めする。
 
  1. その場にふさわしい締めの言葉と合わせて、メインテーマを考える
  2. 締めくくりの言葉を確定する
  3. メインテーマの展開を考える
 
話すテーマと一緒に、締めの言葉をイメージするのは非常に重要だ。
 
「終わり良ければ全て良し」
 
この言葉こそ、こういう場にふさわしい。
締めの言葉は、例えば
 
「・・・ということで、新部長と一緒に今期は○○したいと思っています。」
 
などだ。場合によってはチームメンバーへのメッセージになるかもしれないが、最後をどのように締めくくるかを考え、メインテーマを考える。
メインテーマが決まれば、その内容が締めの言葉の前にくるイメージだ。
 
メインテーマの作り方は例えば以下のような切り口でも考えることができる。
 
  • 格言、有名人の言葉、または座右の銘から話を展開する
  • 自身に起こった出来事から話を展開する
 
何をメインに話すかを決めたら、締めくくりの言葉を確定させる。
 
次に話の展開だ。話始めとしては、例えば格言を使う場合は、
「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も・・・という言葉がありますが、その続きがあることをご存じでしょうか?」
などのように、一方的な話かけではなく、聴衆に問いかけることから始めると、一体感が生まれることがある。
 
メインテーマから話を膨らませる際、チームや新部長についての良いエピソードを盛り込むことができるならベターだ。
2~3の話題に触れた後、締めの言葉につなぐのだが、スパイスとしてもうひとつ重要な要素がある。
それは、スピーチする本人自身のことだ。
特に卑下する必要はないが、自分自身は100点満点の人間だという雰囲気を醸し出していると、何を言っても相手に伝わるのは「あなたの自慢のみ」だ。
 
どんなに優秀な成績を残していたとしても、何か不十分な点がある。その要素を伝えつつ、その不十分な点を乗り越えていく気持ちでいるということを合わせて伝える。
 
最後に一番重要な作業がある。それはスピーチの要素が決まったら、それを3分程度で話終えるように、要素を削る作業を行うこと。
 
どんなに良い話をしても、それが長々と続くものだったならば、価値は下落する一方だ。話し足りないくらいでちょうどいい。
 
思い出してほしい。
 
  1. お偉いさんの長ったらしい、自分に酔いまくった、眠くなるスピーチのことを
  2. スピーチの内容なんて翌日にはほとんど覚えていないあなた自身の現実を
 
そう、スピーチは覚えてもらえない無用の産物に近い存在だ。
ならば、「テーマを絞り込み、短い時間で伝えたいことを伝えて終わりにする」だけで、付加価値がつく。つまり、
 
  • 速い(短い)
  • わかりやすい(キーワードがひとつ)
  • 急なふりに対応してすごい(と思われるかも)
 
という少なくとも3つくらいは効果として残る可能性がある。
 
どうだろう。是非トライしてみてほしい。

 
 
ほなまた!
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