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「求められる仕事をしてきた」福山&マツコ、に思うこと

働き方

今回の内容

 

 
[:contents]
 
 ***

 

 

1: はじめに

 

マツコ・デラックスさんと福山雅治さんの対談があったそうな。

番組は見てないのだけど、働き方でふたりには、

 

「目の前の、求められる仕事を必死でこなして認められた」

 

のだそうだ。

 

news.careerconnection.jp

 

今回は「目の前の仕事を必死でこなす」について。

 

 

2: 前提を疑う

 

この対談の内容は興味深いが、自分に当てはめる場合は注意が必要だ。それは、

 

自分の職種は彼らと同じタイプか?

 

だ。この問いは非常に重要。

何がしか「芸」を披露して、「大衆の人気」というふわふわしたものの影響をモロに受ける職種に、あなたは身を置いているか?

 

マツコさんと福山さんは、自身が商品となっているという特異な前提がある仕事をしている。

すなわち、彼らがいう「目の前にある仕事」は、周りが「彼らを売るために考えた」仕事ということだ。

彼らが売れることは、売ろうと考えるひとと、彼らの両方に利益をもたらす。

 

しかし一般人の場合はそうではない。

わたしが目の前にある仕事を必死でこなしたとしても、わたしが「売れる=目立つ」ことは、わたしに仕事を渡したひとの評価には必ずしもつながらない。

 

それは「わたしの目の前にある仕事」がどのような質のものか、というところに関わってくる。

 

このように書くと、反論が来そうだ。

 

  1. 「芸能界でも、使い捨ての芸人がいる」
  2. 「一般の世界でも、ちゃんと下のひとを育てる仕事の振り方をする上司はいる」

 

しかし伝えいたいことから外れるのでそこはおいておく。

 

伝えたいのは、

 

「一般人が、目の前にある仕事をこなすことで、認められて昇進できる、と考えているなら、成功する確率は、芸能界で成功するくらい難しく、成功しても芸能界より実入りは少ないよ」

 

ということだ。

 

ちなみに、日本人の平均給与は415万円。

人口の50%超が、400万円以下の年収だ。若い世代が少ないのに、だ。

400万円以下の年収のひとは、目の前の仕事を必死でこなしていないから年収が低いのだろうか?

 

(参考:国税局 『民間給与実態統計調査』)

『民間給与実態統計調査』

 

ではこの記事をどのように受け止めるか。

 

 

3: 「目の前の仕事をこなす」にひそむ「あなたの選択」

 

ちなみに、銀行や役所で働いたことはないが、業種によっては「指示されたことを完璧にこなす」ことで上に行ける場合もあるかもしれない。

 

しかし多くのひとはそのような業種ではない。

 

だから、このような記事を読んだときは気を付けた方がいい。

 

一般人の場合、どこかしら、組織に属しているひとが多いという前提だが、「言われたことをこなす」ことと、対談で語られている「目の前の仕事をこなす」を混同してはいけない。

 

「目の前にある仕事」をどのようにこなせば評価につながるか、を考え行動できるひとが、いわゆる「出世」する可能性が高い。

 

何が言いたいかというと、つまり、「目の前の仕事」と「それをこなす」というアクションの前に、「わたしの選択」がある、ということだ。

冒頭のマツコさんと福山さんの記事を再度読んでみると、そこに「選択」があることがよくわかる。

 

例えば目の前にふってきた仕事がある。

その仕事を適当にやる、言われた通りにやる、違う切り口を入れてやる・・・など、どのように料理するかは、「わたしの選択」にかかってくる。

 

しかし難しいことに、「わたしの選択」がよい結果につながるか、それについては必ずしもそうだとは言えない。

 

マツコさんと福山さんが言っているように、ひととの縁やあなたの持っている運など、様々な要素がからまって、その結果、「結果」が出てくる。

 

「どうせどう転ぶかわからないなら、選択をしない方が楽だ」

 

いうひとがいるかもしれない。

しかし、その時点で「選択をしない」という選択をしていることを忘れないでほしい。

 

どのような選択をするか、そしてその選択の責任は自分にあるのだと認識すること、それが重要だ。

 

 

ほなまた!

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